介護老人保健施設ロマン - ブログ

 施設のトピックスやご利用者の日常をお伝えしています。

7月


 7月22日(水)、通所リハビリテーションで、7月の誕生日会イベントとして「ハーバリウム作り」をしました。
 ハーバリウムとは、植物標本の集積を意味する言葉です。植物の標本といえば、乾燥処理が施された植物を台紙に貼り付けられたものが一般的ですが、素材によってはアルコールや他の防腐剤に浸して保存されるもの(液浸標本)もあります。

ハーバリウムは、インテリア装飾性の高いガラス瓶とシリコンオイルや流動性パラフィンなどを用いて、鑑賞目的で製作された植物標本のことを言います。

 今回、通所リハビリテーションでは、ベビーオイルを使用して作ることにしました。

 まずは、用意された瓶に少しだけオイルを入れた後に、ドライフラワーを入れていきます。ピンセットをご用意できればよかったのですが、今回は割りばしで挑戦。細かい作業は、手先のリハビリになります。配置を考えながら、色とりどりの材料を瓶の中に並べていきました。

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 「もうちょっと、赤い花が欲しいわ」「うまいこと入って行かへんなぁ...」「ちょっと、これ(代わりに)入れてんか」と、作業中も賑やかな声が聞かれました。


 瓶に綺麗な花や材料を並べたら、そっと、オイルを流し込みます。オイルを流すと、中の材料の発色がより鮮やかに見えます。

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 「きれいやなぁ~」「楽しかったわ」「一緒に作ってくれたで、良かったわ」と出来上がったハーバリウムを見ながら、皆さまは思い思いに感想を話していらっしゃいました。


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 出来上がった作品のほとんどは、は涼し気でありながらも、目が覚めるようなビビットな配色。
なかなか、お洒落な出来栄えでした


                                                         イベント担当 黒宮
                                                     記事担当  事務所 豊田

 7月1日、デイケアではおやつの時間に「朔日もち」を召し上がっていただきました。
朔日もちは、伊勢赤福さんから毎月1日発売されるお菓子です。月によって、種類が変わるのですが、7月は「竹流し」という竹の筒に入った水ようかんです。今日のような蒸し暑い日には、見た目も涼やかでピッタリのおやつです。


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 竹筒の底に穴をあけて”トントン”とたたくと、水ようかんが出てくるのですが、なかなか竹筒からようかんが出てきません。「え~い!吹いちゃえ!」という、職員の一声で、皆さん竹筒をふ~っ!と吹きます。すると、お皿目がけて水ようかんが、スルッと出てきます。その様子を見た皆さんは、大爆笑。



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 お味はもちろん、さっぱりした甘さで美味しかったのですが、思わぬ竹筒吹きがあちこちで見られ、笑いに包まれたひと時でした。

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