7月22日(水)、通所リハビリテーションで、7月の誕生日会イベントとして「ハーバリウム作り」をしました。
ハーバリウムとは、植物標本の集積を意味する言葉です。植物の標本といえば、乾燥処理が施された植物を台紙に貼り付けられたものが一般的ですが、素材によってはアルコールや他の防腐剤に浸して保存されるもの(液浸標本)もあります。
ハーバリウムは、インテリア装飾性の高いガラス瓶とシリコンオイルや流動性パラフィンなどを用いて、鑑賞目的で製作された植物標本のことを言います。
今回、通所リハビリテーションでは、ベビーオイルを使用して作ることにしました。
まずは、用意された瓶に少しだけオイルを入れた後に、ドライフラワーを入れていきます。ピンセットをご用意できればよかったのですが、今回は割りばしで挑戦。細かい作業は、手先のリハビリになります。配置を考えながら、色とりどりの材料を瓶の中に並べていきました。
「もうちょっと、赤い花が欲しいわ」「うまいこと入って行かへんなぁ...」「ちょっと、これ(代わりに)入れてんか」と、作業中も賑やかな声が聞かれました。
瓶に綺麗な花や材料を並べたら、そっと、オイルを流し込みます。オイルを流すと、中の材料の発色がより鮮やかに見えます。
「きれいやなぁ~」「楽しかったわ」「一緒に作ってくれたで、良かったわ」と出来上がったハーバリウムを見ながら、皆さまは思い思いに感想を話していらっしゃいました。
出来上がった作品のほとんどは、は涼し気でありながらも、目が覚めるようなビビットな配色。
なかなか、お洒落な出来栄えでした
イベント担当 黒宮
記事担当 事務所 豊田