719日(日)入所棟で、「染物教室」を行いました。


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 染めるものは「手ぬぐい」と「巾着袋」。入所者様には事前に、どちらを染めたいか、また、色は「藍色(ネイビー)」か「黄土色(カーキ)」か、うかがいました。


 午前中の最初の工程は、白い布を輪ゴムで絞り染め物に模様ができるようにします。複数個所を縛る方、2か所だけ縛る方と個性が出ていました。

ほとんどの方が初めて行う作業になるため、「やったことないで、(どうやったらいいか)わからんわ」「こんなんで、ええやろか?」などとつぶやきながら、戸惑いながらも手ぬぐいと巾着袋をゴムで自由に結んでみえました。

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 そして、ゴムで所々結んだ手ぬぐいと巾着袋を染料の中に入れていきます。バケツの中の液は、お湯なので気をつけて

 染料の入ったバケツを覗き込みながら「ええ色やな」や「ちゃんと色が付くか、心配やわ」、「もっとしっかり浸したほうがいいかな?」などと話しながら、不安な中にもワクワクした気持ちで作品を漬け込んでいきました。


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 午後からは、浸け込んだ手ぬぐいと巾着袋を水洗いしました。皆さんは洗いながら、「しっかり洗わんとあかんな」「なかなか、きれいにならんな」「どんな感じになるやろか?」「きれいに染まるやろか?」などと話してみえました。

 染料は、しっかり布地に染みついていて洗った水は、いつまで経っても色付きの水でしたが、ある程度、洗った水がきれいになったら、作品を広げてみました。

「わぁ~、きれいに出来た!」「こんな感じになっとるとは思わんかった!」「きれいに出来て良かった!」などそれぞれ綺麗に染め上がった手ぬぐいと巾着袋を見て、大変喜んでいただきました。

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 一日かけて乾かせば、この通り。

売っていてもおかしくない作品になったと思いませんか?

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記事担当  入所棟2F 松井
事   務   所 豊田